シソ科メボウキ属
英名:basil 伊名:basilico
インド、マレーシアが原産で、16世紀頃ヨーロッパに伝えられる。その芳香がヨーロッパでは好まれ『ハーブの王様』と親しまれております。イタリア料理などで一般的に使用されるのがこのスイートバジルで、ほかにもホーリーバジル、レモンバジル、シナモンバジル、ブッシュバジルなど多くの種類があります。
安定したバジルを選ぶなら、ハウス栽培、水耕栽培が望ましいが、ささは、露地栽培を選ぶ。
その訳は自然環境の中、太陽の光をいっぱいに浴びて育つバジルは、香り・葉の厚み・新鮮さにはっきりと差が出る。だから、ささは露地栽培にこだわる。
収穫は朝5時から始まる。
朝露が残る早朝に収穫を行い、隣接した加工場にて新鮮なままペーストに仕上げ、その日のうちに凍結する。朝露が無くなると葉に元気が無く香りが落ちる。だから、朝摘みにこだわる。
極力、葉だけを摘み取るのが、ささのこだわり。
茎は繊維質で食感が悪く、えぐみもでてしまう。爽やかな香り、バジルの味を引き立てるのには、手摘みで葉を傷めずに丁寧な収穫作業が ポイント。
化学肥料は一切使用せず、有機質肥料のみを使用する。
日差しの強い夏場には水と肥料が欠かせない!
兵庫県の認証食品制度『安心ブランド』の基準に基づき安全性の高い防除薬剤を使用しています。高品質なバジルを栽培する為に、安全性にこだわり除草剤は一切使用せず、こまめに手入れを行います。
2003年、エム・シーシー食品株式会社様よりバジル栽培の依頼があり、私達はバジルって何?っていう所からのスタートでした。MCC様に説明会を開催して頂き、これが栽培をするきっかけとなりました。ささ営農、女性部会がバジル栽培に関心を持ち、試験栽培を開始。2004年、当時はバジル生産を行う農家は少なく前例の無い状態であったが、MCC様・県普及センター様・地域が一丸となって露地栽培でバジル生産を挑戦することとなった。
2004年 栽培面積10a 収量340kgが1年目の実績でした。が・・・
沢山の方々がこのバジル生産にかかわって頂き、年々私達も成長し、
2013年にバジル生産部会を発足。毎年、収量を上げながら
2014年 栽培面積3ha 収量24.9t
兵庫県認証食品 ひょうご安心ブランド取得
2015年 イタリア・ミラノ万国博覧会『食EXPO』参加。全世界にSASAバジルを配信。
2019年 栽培面積6.8ha 収量46tまでに成長した。
収穫後は自社工場にて1次加工です。
年々、バジルの需要が高まる中、エム・シーシー食品会社様から『1次加工ができないか』と打診があり、平成23年農林水産省「6次産業法、地産地消法」に基づく事業計画認定を得て6次産業化事業に取り組みを開始。新たに、加工事業に挑戦する運びとなりました。
エム・シーシー食品会社様から、設備の選定や運営面等で全面協力を得る事で念願の加工事業の実現に繋がって行き兵庫県産のこだわりバジルと成長し、現在に至ります。
尚、更なる高品質バジルの商品作りにたつの市のバジルに関る方々と一丸となり進めています。
2013年 5月 バジル生産部会発足
2013年 10月 バジル工場建設工事着工
2014年 5月 バジル工場竣工
2014年 6月 稼動開始
早朝から摘み取りしたバジルは香りが生き生きし、7時には1便目のバジルが到着します。受入検査→洗浄殺菌→脱水→加熱→粉砕後、充填して収穫したその日の内の新鮮な状態のままペーストに仕上げ、凍結します。